漢検準1級は、2級までの「日常の漢字」から**「教養としての漢字」**へと次元が変わる試験です。対象漢字は約3,000字に及び、合格率は例年15%前後。しかし、出題パターンは一定であり、頻出語彙を重点的に叩き込めば、独学での突破は十分に可能です。
| 出題区分 | 配点 | 目標得点率 | 対策の方向性 |
|---|---|---|---|
| 読み (音・訓) | 30点 | 26点 | 表外読みを徹底マーク |
| 表外の訓読み | 10点 | 6点 | 準1級最大の難所。捨てる勇気も。 |
| 熟語の構成・共通漢字 | 40点 | 32点 | パズル要素。語彙力で勝負。 |
| 故事・成語・諺 | 20点 | 16点 | 得点源。テキストの丸暗記が有効。 |
| 対義語・類義語 | 20点 | 14点 | 難解な熟語が並ぶ。意味理解が必須。 |
| 書き取り (最重要) | 40点 | 30点 | 常用漢字の組み合わせも多い。 |
例えば、以下の比較を見てください。準1級では「右側」の読みが当たり前のように出題されます。
| 漢字 | 表内読み(2級レベル) | 表外読み(準1級レベル) |
|---|---|---|
| 認める | みと(める) | したた(める) |
| 肯んずる | (なし:音のみ) | がえん(ずる) |
| 詳らか | ショウ(音読み) | つまび(らか) |
| 唆す | サ(音読み) | そそのか(す) |
配点は20点ですが、ここを完璧にすることが合格への最短ルートです。
準1級漢字(約1,000字)を「読める」状態にします。まずは問題集を回し、未知の漢字に対するアレルギーを無くします。
対義語・類義語、故事・成語を徹底強化。この時期に「常用漢字だが、準1級レベルの読み方をする語彙」を重点的に復習します。
本番形式で160点を安定して超える訓練をします。ケアレスミス(部首の書き間違い、トメ、ハネ)を徹底的に排除します。