漢字検定(漢検)の採点基準
10級 小学校第1学年の学習漢字を理解し、文や文章の中で使えるようにする。
9級 小学校第2学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使えるようにする。
8級 小学校第3学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使えるようにする。
7級 小学校第4学年までの学習漢字を理解し、文章の中で正しく使えるようにする。
6級 小学校第5学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割を知り、
正しく使えるようにする。
5級 小学校第6学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割に対する
知識を深め、漢字を文章の中で適切に使えるようにする。
4級 小学校学年別漢字配当表のすべての漢字と、その他の常用漢字300字程度を理解し、
文章の中で適切に使えるようにする。
3級 小学校学年別漢字配当表のすべての漢字と、その他の常用漢字600字程度を理解し、
文章の中で適切に使えるようにする。
準2級 小学校・中学校で学習する常用漢字の大体を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。
2級 小学校・中学校・高等学校で学習する常用漢字を理解し、
文章の中で適切に使えるようにする。人名用漢字も読めるようにする。
準1級 常用漢字を中心とし、約3000字の漢字の音・訓を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。
1級 常用漢字を含めて約6000字の漢字の音・訓を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。
日本漢字能力検定採点基準(平成18年度第1回より) [1]字種・字体 (1)2〜10級の解答は、内閣訓令・告示「常用漢字表」による。ただし、旧字体での解答は正答とは認めない。
(2)1級・準1級の解答は、『漢字必携一級』(財団法人日本漢字能力検定協会発行)に示す「標準字体」「許容字体」および「旧字体一覧表」による。[2]字の書き方 解答は筆画を正しく、明確に記すこと。くずした字や、乱雑な書き方は採点の対象外とする。 [3]読み (1)2〜10級の解答は、内閣訓令・告示「常用漢字表」による。
(2)1級・準1級の解答には、(1)の規定は該当しない。[4]仮名遣い 仮名遣いは、内閣訓令・告示「現代仮名遣い」による。 [5]送り仮名 送り仮名は、内閣訓令・告示「送り仮名の付け方」による。 [6]部首 部首は、『漢字必携二級』(財団法人日本漢字能力検定協会発行)収録の「部首一覧表と部首別の常用漢字」による。 [7]筆順 筆順は、文部省(現 文部科学省、以下同じ)告示「小学校学習指導要領」の「学年別漢字配当表」に示された漢字については、文部省編「筆順指導の手びき」により、その他の常用漢字については、『漢字必携二級』による。 [8]合格基準
級 満点 合格 1・準1
2級200点 80%程度 準2・3・4
5・6・7級200点 70%程度 8・9・10級 150点 80%程度